当社リユースカートリッジ事業と
市場の関係
現在、使用されたカートリッジの多くは廃棄され、またリサイクルされる場合でも、多くは素材に戻し再生成する『マテリアルリサイクル』が行われています。
昨今、地球環境の観点からも、世界的にリサイクルの必要性が求められ、また同じリサイクルでも、ダイオキシン等有害物質を出さない、形を残して再利用する『リユースリサイクル』が求められています。
当社は不要となった使用済みカートリッジを集め、再利用可能なものは極力再利用するリユースリサイクルにより、カートリッジに新たな生命を与え、地球環境に寄与しています。また、リサイクルカートリッジ工業会に主要メンバーとして参画し、高品質なリユースリサイクルカートリッジの普及に尽力しています。
▲当社リユースカートリッジ工場内写真
雇用の促進
リユースカートリッジ事業は回収から再生まで多くの人が係わる労働集約型事業であり、雇用促進に大きく貢献しております。
ISO9001・14001/エコマーク/
E&Qラベル
アイメックスは、地球環境との調和の図れる企業を常に目指し、積極的に環境貢献活動を進めて参ります。
当社リユースカートリッジ事業の技術力
(1) トナーメーカーとしての
リユースカートリッジ事業
- 34年もの間、トナーメーカーとして培ってきた電子写真技術のノウハウ(トナーやカートリッジ内部材の特性の理解等)を活用し、高品質なカートリッジをご提供しております。
- カートリッジの開発や更なる品質向上の際、トナーの開発や改良から取り組むことが可能です。
(2) 高品質で環境にやさしい
リユースカートリッジのご提供
- 様々な測定機器による精密な検査により、使用済み部材の品質特性を十分に把握し、 高度なレベルでカートリッジの品質安定性を維持しております。
- 綿密な清掃により、再利用可能な部材は極力再利用し、どうしても再利用が不可能なものは分別の上、再資源化致します。
(3) 当社リユースカートリッジ事業の
技術力が生む効果
- 高度なレベルで安定した品質のカートリッジリサイクルが可能になります。
- 再使用率が高く、環境負荷の少ないカートリッジをご提供しております。
カーボンオフセット付き
リユースカートリッジ
~オフィスのCO2削減に新たな一歩~
カーボンオフセットとは、日常生活や経済活動において避けることができないCO2等の温室効果ガスの排出について、他の場所で行われる温室効果ガスの削減事業に資金援助や技術支援することで得られたCO2排出削減量(排出権)で、自ら排出した温室効果ガスを相殺(オフセット)するという考え方です。
アイメックスが販売するカーボンオフセット付きリユースカートリッジは、カートリッジを使用した際に、プリンタが消費する電力量に相当するCO2排出量をオフセットすることを付与した商品で、1本あたり平均6kgのCO2排出量の削減に貢献します。
また、オフセットに用いる排出権は、京都議定書に基づいて国連が審査・承認を行ったCDM(Clean Development Mechanism)プロジェクト(※1)から発行されたCER(Certified Emission Reduction)(※2)で、住友商事株式会社より購入し、日本政府の償却口座に移転(無償譲渡)しています。
譲渡された排出権は、日本の京都議定書のマイナス6%の削減目標へ貢献することができます。
※1:CDM(Clean Development Mechanism)プロジェクトとは、先進国が資金や技術を支援することで、途上国が実施する温室効果ガス削減プロジェクトのことで、国連による厳格な審査を受けなければなりません。
※2:CER(Certified Emission Reduction)とは、国連により審査・認証済みの排出権で、途上国の経済成長とCO2排出量の削減に貢献する排出権です。
リユースカートリッジの
カーボンオフセットについて
A:途上国の経済成長とCO2排出量の削減に貢献する排出権。
B:捨てられる稲籾(いねもみ)を発電燃料として再利用(リユース)。
C:排出権の調整委託先は住友商事株式会社。500t-CO2の排出権を取得。当社の売上収入の一部を用いて、排出権を調整しています。
D:当社が取得した排出権は、日本政府に無償譲渡、日本の京都議定書の6%削減目標に貢献。
E:ブラジルの精米工場が温室効果ガスを削減した実績に基づき、国連が発行した排出権を取得。
国連CDM(Clean Development Mechanism)プロジェクト承認番号231。
プロジェクトの詳細の国連サイトをご覧下さい。
日本政府への償却証明書 販売実績報告書
カーボンオフセット付きカートリッジについてのQ&A
カーボンオフセット付きリユースカートリッジに対するよくあるご質問にお答えしています。